運営はどうやって利益を得ているの?なんか怪しい。詐欺なんじゃないの?
儲かるの?将来性はある?
こんな疑問を解決します。
↓SweatcoinのLitepaperは全文英語です。
↓Sweatcoinのtokenomicsは、多少読みずらいですが日本語翻訳で読めます。
運営者は広告費とサブスクリプション費用で収益を得ている
広告費
アプリ内の広告を視聴すると抽選で0~1,000SWC(スウェットコイン)がランダムで当たります。
広告は30秒から1分間近くあるものもあり、YouTubeのような「スキップする」はありません。
それでもコインを稼ぐために視聴されているのだから、このプロジェクトは成立しているとも言えます。
また、不定期にイベントも開催されています。
2022年5月を例にすると、企画にエントリーして1か月25万歩を達成した人全員に25SWCが配られ、そこからさらに抽選で当選した人には250ドルのAmazonギフト券が当たる企画でした。エントリーはもちろん無料です。
2000万人以上の参加はすごいですね。
2022年5月のレート換算で250ドル分はおよそ32,000円になります。
サブスクリプション
無料利用者は1日10,000歩、9.5SWC/日を最大獲得できますが、月額または年額を支払ってプレミアム会員になると、歩数制限を解除することができます。
歩数の上限は無制限になり、獲得できるコインも2倍になります。
Sweatcoin(スウェットコイン)のサブスクリプション(プレミアム会員)にかかる費用
androidの場合 「月額780円」or「年額3,880円」
iPhoneの場合 「月額550円」or「年額2,700円」
androidの方がなぜか高い設定になっています・・。
サブスクリプション(英語: subscription)とは、定額料金を支払い利用するコンテンツやサービスのことです。商品を「所有」ではなく、一定期間「利用」するビジネスモデルです。日本ではサブスクとも略されています。
引用元:Wikipediahttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
Sweatcoinの将来性に価値を感じた人がプレミアム会員になって課金することで収益を得ています。
ここまでをまとめると、
- サービスを無料で提供するために多くの(大きな)スポンサーが必要
- スポンサーをつけるためには利用者を増やすことが必要
- 利用者を増やすためにはSWCコインの価値を高めることが必要
ということになります。
それではどのように価値を高めるかライトペーパーとトークノミクスから引用してお話します。
SWC(スウェットコイン)の将来性と価値
基本情報と市場規模
- Sweatcoinは2016年、イギリスで立ち上がったプロジェクト
- 2022年5月現在、ユーザー登録数は36か国、7,500万人以上(参考:2022年4月現在、STEPNはユーザー登録数およそ100万人)
- 2021年第3四半期にアプリ内マーケットプレイスで6,000万ドルがスウェットコインと交換されている
一般ユーザーが無料で参入できる手軽さが強みですね。
ここからは2022年5月現在のSweatcoin運営者が考える今後の展望です。
コインの供給過多の抑制
Sweatcoinの発行数は無限とされています。
ユーザー数が増えると歩数も増えます。当然、発行されるコインも増えていきます。
インフレ率を抑制するため、将来的にコインを稼げる条件を厳しくしていく設定がされています。
具体的には下表のとおりです。
時期 | 獲得できるコイン | 歩数 |
---|---|---|
2022年5月現在 | 1SWC | 1000歩 |
2年後 | 1SWC | 4900歩 |
5年後 | 1SWC | 1万6100歩 |
10年後 | 1SWC | 4万5200歩 |
将来、1SWCを稼ぐには多くの歩数(時間)がかかることになります。
つまり、今始めれば効率よくコインを稼ぐことができ、先行者利益をとれるということです。
ただし、「プロジェクトが計画通り進めば・・」という前提です。将来、プロジェクトが崩壊する可能性もあり、無価値になるリスクも当然あります。
とはいえ、「初期コストゼロ」なのでやらない理由はありません。
DeFiの追加
DeFiとは日本語で「分散型金融」といいます。
以下、トークノミクス抜粋文です。
コインの購入、販売、暗号の交換、ステーキング、流動性の提供など、新しいWeb3エクスペリエンスを体験できます。
何言ってるの?と思いますよね。
ざっくり説明します。
- 様々な暗号通貨(例:ビットコイン、イーサリアム等)を購入、販売、交換ができる
- ステーキング → 例:ビットコインを預けるとその量に応じたスウェットコインがもらえる
- 流動性の提供 → 例:ビットコインとイーサリアムを1:1で預けるとその量に応じたスウェットコインがもらえる
これだけ分かれば十分です。
DeFiランキング1位のアバランチは取引総額1兆円規模の市場となっています(2022年5月の仮想通貨市場は大暴落中にも関わらずです)。
これらが実装された場合、運営側には多額の手数料収入が発生します。(2022年5月現在のユーザー数は7,500万人です)
上手く軌道に乗せることが出来れば運営の安定化が図れることになります。
つまりコインの価値は上がると見込まれます。
NFTの追加
NFTマーケットを追加する計画があります。実現した場合、アプリ内でNFT売買をすることができます。
現在のNFT購入の手順はとても煩雑ですが、アプリ内で稼いだコインでそのまま購入が出来ればとても簡単にNFTを売買できることになります。
DAO化
DAOとは「分散型自律組織」の略です。
Sweatcoinは将来的にDAO化を進める計画です。
DAOをざっくり簡単にいうと、
- 社長は存在せず、意思決定はユーザーの投票で決める
- 投票権には何らかの条件がある場合が多い(例:100万SWCを預けている人など)
- 収益はこのプロジェクトの財布に入る
- ブロックチェーン上に刻まれるため誰も改ざんできない
- ブロックチェーン上に刻まれるため誰でも見ることができる
まとめ
- 無料で利用できるため多くのユーザーが参入する(2022年5月現在、世界で7500万人)
- 多くのユーザーがいるため、多くの(大きな)スポンサーがつきやすい
- 「コイン供給量の抑制、NFT、DeFi、DAO化」これらがうまく実装、軌道に乗ればコインの価値は上がる(可能性がある)
- 今始めれば先行者利益を取れる(可能性がある)
- トークノミクスは「未来予想図」に過ぎないことを理解する(必ずしも達成されるものではない)
トークノミクスのなかで以下のような発表がありました。
アプリをダウンロードした後、ユーザーは20%アクティブになります。
「体型維持ができる人」は「毎日体重計に乗っている」のと同じで、健康維持のために運動が必須です。
私はアプリを入れてから、毎日歩数を気にするようになりました。そして、階段を使うようになりました。
これだけでSweatcoinに価値があると言っても過言ではないと思います。
M2E(ムーブトゥーアーン)市場は次々に新規プロジェクトが立ちあがっています。
これらの中でSweatcoinがどこまで伸びるのか、歩きながら楽しみにしたいと思います。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。