2022年4月20日以降、パンケーキスワップのシステム移行に伴って、「旧システムのMasterChef v1」から「新システムのMasterChef v2」に更新作業が必要です。
資産が消えたわけではありません。更新作業を行えば、再表示されますのでご安心ください。
今回の記事は、pancakeswapヘルプガイドから引用して解説します。
更新は必要なの?
- 更新しないとどうなる?
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- pancakeswapで資産が表示されなくなります。
- 運用が出来なくなります
- 移行作業が完了するまでファーミング、ステーキングがされません
- 対象者は?
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- PancakeSwapでファーミングしている人
- PancakeSwap CAKEシロッププール(手動、自動、IFO)でステーキングしている人 ※他のシロッププールは影響を受けません
作業手順
今回はパソコンを使用して作業を進めます。
PancakeSwap(https://pancakeswap.finance)を開いてメタマスクを接続します。

シロッププールを開いても、移行前なので「Enable(出来ません)」と表示されています。

ちなみにDeBank(https://debank.com)にメタマスクを接続すると資産は表示されています。

つまり、資産はあるけど運用されていない(できない)状態です。
PancakeSwapホーム画面の下までスクロールして「ガイド」を開きます。

「移行」→「ステークスを移行する」→「移行ヘルパー(https://pancakeswap.finance/migration)」に移動します。

次の作業は「旧システムのMasterChef v1」から「メタマスク」に資金を移動します。
「Old Pool(旧プール)」「Old Farms(旧ファーム)」と書かれていることを確認しましょう。
運用中の資産をメタマスクに「Unstake All(抜き出す)」します。

「Unstake All(抜き出す)」をクリックするとメタマスクから確認を求められます。

この時にガス代がかかります。2022年5月で0.0019BNB(円換算でおよそ73円)です。
「確認」をクリックすると、次のようなメッセージが続けて出てきます。


上記を繰り返し、ファーミングとプールで運用中の資産すべてを「Unstake All(抜き出す)」します。
その都度ガス代がかかります。
すべてのステーク解除が終わり、メタマスクを確認すると資産が表示されました。

ここで別のコインに変えても構いませんし、ペアを変えてファーミング、ステーキングの設定をすることも出来ます。
今回はこれまで同様の運用をするので、再設定していきます。
作業は簡単です。ファームを開いて「有効にする」をクリックします。

アクセス権限と手数料を確認します。

「LPをステーキング」を開き、数量を「最大」、「確定」します。

ここでもガス代がかかります。
ファーミングが完了しました。

プールについても手順は同じです。
「プールを有効」にします。

「Flexible(いつでも引き出せる)」を選択し、「数量」を最大にして確定します。

ここでもガス代がかかります。
CAKEのステーキングが出来ました。

移行作業はこれでおしまいです。
お疲れさまでした。
繰り返しになりますが、BNBがないと途中で作業が進まなくなります。
私は途中、BNBが足りなくなり、国内取引所→バイナンス→メタマスクをやりました・・
事前の確認をお忘れなく。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。